酴ブログ/2021-03-07
「心経彩符」の第一下図が描きあがりました…
2週間近くの時間を要しました。とても地味な作業なのですが、一番重要な時間です。程よい緊張感がありながら解放されたからだを認識できるので、心地よさが感じられます。そして、明日から更に難しい第二下図引きが始まります。
276字の「甦遡角字(こうそかくじ)」は、非常に複雑な計算の組合わせと彫刻感性から導出された「霊字」です。第二下図では、細部の検証と修整を加えながら更に高次元の角字に引き上げます。原図完成までの道程は、まだまだ遠いです…。
「心経彩符」と表現していますが自分の意識を鼓舞するためもので実際には、オブジェとしての表象です。「甦遡角字般若心経彩図」という名称の作品になると思います。来年の春頃から俎化(そか)の作品として販売したいと考えています。どうぞお楽しみに…。合掌
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